2017年04月28日

第3クールどうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか 61/90




【どうして日本人は英語を話せないのか?】

前回の「外国の人たちが日本語を簡単に話せる教本?」の続きだ。
それは日本語を話す場合、「私は」などとやらずに動詞のフレーズだけを日本語で話すといい、という。くわしいことは知らないが、このようなものと想像する。
 私、日本を訪れます
 私、日本を訪れたい
 私、日本を訪れるつもりだ
 私、日本を訪れた
 私、日本を訪れこと ある
一方英語の発想では以下のようになる。
 I'll 
visit Japan.
 I wanna
visit Japan.
 I gonna
visit Japan.
 I 
visited Japan. ※1
 I've 
visited Japan. ※2
ここで注目して頂きたいことがある。
※1は過去形であって、「過去の一時点の事実」を表す。しかし※2は現在完了形だが、「過去を背負った現在の附帯状況」表す。だから「日本を訪れたことがある」とか「ちょうど日本を訪れたところだ」といった意味になる。ちなみに英語は発想では、「日本を訪れたことを持っている/ユウする」ということでしかない。

しかし教育文法では現在完了形は、「have[has]+過去分詞」と教えている。言うまでもなくvisit Japanという「フレーズ(意味ある単位)」を無視している。だから日本人は英語の語彙が蓄積しないということだ。

そこで、また※1と※2の英文に注目して欲しい。言うまでもなくvisitは規則変化動詞だ。歴的に英語は外国語(その多くはフランス系のロマン語)だが、動詞は規則変化動詞として扱った。つまり英語では規則変化動詞が多数を占めることになり、規則変化動詞では過去形と過去分詞形が同じなのだ。だからネイティブスピーカーも日本以外の人たちもストレスなく完了表現ができる。


 (1) 私は、日本を訪れた ※過去形

    <〜は ドウする文>

   @ 私は 〜   → I 

   A 日本を訪れた → visited Japan
  
 (完成文)  → I visited Japan.



 (2) 私は、日本を訪れたことがある ※現在完了形
 
   <〜は ユウする文>
 
  @ 私は 〜ユウする   → I have

  A 日本を訪れた → visited Japan
 
  (完成文)  → I have visited Japan.
以上は、コミニカ英語基礎編、コミニカ英作法です。

【今日の学習】


今回は、以下のトレーニングです。
Chapter 3 「未来のこと」を表現する
Section 2 「未来のこと」を一般動詞でこれだけ表現できる
【オウム返し No.84】「あなた、何を飲みますか?」「何か熱い物を飲みます」
【オウム返し No.85】「あなた、どこに行くつもりなの?」「銀行に行くつもりよ」
【オウム返し No.86】「あなた明日、何をするつもりなの?」
     「明日、パンケーキを作るつもりよ」

○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
 be動詞・一般動詞共通 未来形
table-3


【オウム返し No.84】 「あなた、何を飲みますか?」
           「何か熱い物を飲みます」

[1]
 Q: Have something cold?
 A: Yes. Have something cold.
     ↓
[2]
 Q: Will you have something cold?
 A1: Yes, I will. I will have something cold.
 A2: No, I won't. I won't have anything cold.
     ↓
[3]
 Q: What will you have?
 A: I will have something hot.


【ここがポイント】

Do you always have something cold?と、現在形で表現すると「いつも(ふだん)、冷たいものを飲みますか?」といった事実や習慣を表します。一方ここでの表現は、「(これから)あなたは冷たいものを飲みますか?」というものです。

「(これから)〜しませんか?」と,相手を勧誘する表現は、これ以外に以下のようなファンクションフレーズを用います。
 Won't you have something cold?
 何か冷たいものを飲みませんか?
 Why don't you have something cold?
 何か冷たいものを飲みませんか?
 How about having something cold?*動名詞
 何か冷たいものを飲んではどうですか?
*How aboutはing形動詞フレーズを導きます。
省略

以上、「オウム返し英語学習法」からの抜粋記事です。

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2017年04月27日

第3クールどうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか 60/90




【どうして日本人は英語を話せないのか?】

テレビを見ていると日本語を上手に話している外国の人がたくさん出ている。ネットに外国の人たちが日本語を簡単に話せる教本みたいなものがあると紹介されていた。
それは日本語を話す場合、「私は」などとやらずに動詞のフレーズだけを日本語で話すといい、というのだ。くわしいことは知らないが、このようなものと想像する。
 私、東京行きます

 私、東京行きたい
 私、東京行った
 私、東京行ったこと ある
一方英語の発想では以下のようになる。
 I'll 
go to Tokyo.
 I wanna go to Tokyo.

 I went to Tokyo.
 I've gone[been] to Tokyo.
いずれも、動詞はフレーズ(意味ある単位)でとらえなければならないということだ。外国のことが日本語を話すのも、逆に私たちが英語を話す場合も何ら異なっていない。

私が提唱するファンクションメソッドに流れる哲学に「ひとまとまりの行為・状態論」がある。これは言葉というものはフレーズ(意味ある単位)で成り立っているということだ。
今回とりあげた
現在完了形は、現在において、ひとまとまりの過去の行為や状態を「持つ」といいことだ。そのワケは英語には、原形動詞フレーズ、ing形動詞フレーズ、そしてed形動詞フレーズの三つの非時制動詞フレーズがあることを知って欲しいからだ。そしてこれがすべてであり、英語ほど簡単な言語がいということを知って欲しい。

現在完了形は、have[has]+過去分詞、つまり下記の文例ではhave goneやhave beenとか、have spokeなどととらえていれば意味が定着・蓄積するわけはない。つまり日本の教育文法では英語が話せないのは当たり前だ。
ただ注意してほしいのは、be動詞系列と一般動詞系列の二つで成り立っているということは指摘するまでもない。ちなみに教育文法では、(28)(31) は現在完了受身形と命名されているが、ネイティブの人でも文法的に説明できる人はほとんどない。

(34) I have ever gone[been] there.
  私は今までそこに行ったことがある

 (1) 私は、(時々)
今までそこに行ったことがある 
    <〜は ユウする文>
   @ 私は 〜ユウする  → I have ever
   A
そこに行ったことを → gone[been] there. 
  (完成文)  →
I have ever gone[been] there.
※教育文法での説明 
I have ever
gone[been] there.

(36) Have you ever spoken in front of your friends?
  あなたは友達の前で話したことがありますか?

 (1) あなたは友達の前で話したことがありますか? 
    <〜は ユウする文>
   @ あなたは 〜ユウするか? → Have you ever
   A
友達の前で話したこと → spoken in front of your friends 
  (完成文)  → 
Have you ever
spoken in front of your friends?
※教育文法での説明 
Have you ever spoken in front of your friends?

(26) I have ever been late.
  私は今まで遅れたことがある
(24) I have ever had a car accident.
  私は今まで自動車事故を起こしたことがあります

(28) She has ever been left alone in the dark.
  彼女は今まで暗がりに1人残されたことがあります
(31) He has ever been scolded.
  彼は今までしかられたことがあります


斜線で表したものは「コミニカ英語基礎編」のコミニカ英作法です。

● 言葉は小から大へと拡大する
中嶋:今まで述べてきたことをまとめておきたい。以下にあげたのが、ネイティブの子どもと日本人の言葉を拡大していくプロセスだ。

  ネイティブの子ども   日本人の子ども
  Mom, milk!         ママ、おっぱい
  Mom, want milk!      ママ、おっぱいほしい
  Mom, Kathy, want milk!   ママ、花子、おっぱいほしい
  Mom, I want milk!     ママ、わたしおっぱいほしい

中嶋: ところが、私たちが中学校で始めて体験した英語の姿はまったく違っていた。とにかくI want milk.といった完成文を言わなくては絶対通じないものと教えられた。だからこの I が自分のことを指しているという実感もないままそれを丸暗記した。
Mom, milk, please!も言えないのに
、I want milk.と丸暗記させられたというわけだ。しかもわざわざ「読解のために」とwantに漢文のレ点を打つような後戻り訳までさせられた。
Kenny: 飛行機に乗っているとき、大の大人がビールの注文をするのにおろおろしている場面をよく見かけるよ。
中嶋: そうだね。英語教育のはじめに、次のような順序で教えていればこんなことにならなかったわけだ。

  Beer, please.       ビールください!
  Want beer, please.    ビールが欲しい
  I want beer, please.   私はビールが欲しい
  I'd like beer, please.  私はビールをいただきたい
  May I have beer, please? ビールをいただけますか?

Kenny:それにしても、中嶋さんは日本の英語教育の批判については熱が入るね。
中嶋: 彼ら英語教師は、いまだに自分たちの英語教育が英会話の基礎だと思い込んでいる。しかしこれはまったく間違っているということに気づいていない。とにか
く、日本の英語教育では英語の発想を教えずにその読解法ばかり教えている。かつて学校で学んだことは電卓のクリアーボタンみたいに一度忘れてみること、そして素直な気持ちで英語の発想に身をゆだねてみる必要があると思うんだ。
以上、
「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」からの抜粋記事です。

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2017年04月26日

第3クールどうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか 59/90




【どうして日本人は英語を話せないのか?】


日本の
教育文法は、英語の言葉としての有機的な結びつきを教えない。だからこにすがっている限り日本人は、セリフ覚えの英会話学習が続き、おそらく自由に英語を話せることはない。私が提唱するファンクションメソッドに流れる哲学に「ひとまとまりの行為・状態論」がある。これは言葉というものはフレーズ(意味ある単位)で成り立っているということだ。
以下の赤文字で表記しているのは動詞フレーズであり、だからこそ英語が言葉して蓄積できる
ここで注目して欲しいのは、これ赤文字で表記した表現はすでに中1配当で習った命令表現や否定、疑問表現ですでに身につけたものだ。※to不定詞
(34) I am afraid to go there.
  私はそこへ行くのが怖いです
(36) Are you afraid to speak in front of your friends?
  あなたは友達の前で話すのが怖いですか?

 (1) 私は、(時々)そこに行きます ※一般動詞現在形
    <〜は ドウする文>
   @ 私は 
時々〜 → I sometimes
   A
そこへ行く  → go there
   (完成文)  →
I sometimes go there.
一方以下の2つの文例もすでに中1配当で習ったbe late、have a car accidentといった表現のing形動詞フレーズと展開したものだ。補語がlateなど形容詞のものは進行形にはならないが、(24) のように一般動詞の多くのものはもうすでに進行形として中1配当で習ったものだ。※動名詞
(26) I am afraid of being late.
  私は遅れるのではないかと心配している
(24) I am afraid of having a car accident.
  自動車事故を起こすのが怖いです

 (1) 私は、(今)起こしています ※be動詞現在形
    <〜は ドンナだ文>
   @ 私は 〜いる  → I am

   A 遅れて     →
late

   (完成文)  → I am late.

 (1) 私は、(今)起こしています ※現在進行形
    <〜は ドンナだ文>
   @ 私は 〜いる    → I am

   A 事故を起こしながら →
having a car accident

   (完成文)  → I am having a car accident.
さらに以下はbe left aloneとかbe scoldedといった受身形表現がing形動詞フレーズと展開したものだ。
(28) She is afraid of being left alone in the dark.
  彼女は暗がりに1人残されるのを怖がる
(31) He was afraid of being scolded.
  彼はしかられるのが怖かった

 (1) 彼女は、(時々)叱られます ※現在受身形
    <〜は ドンナだ文>
   @ 彼女は 〜いる → She is
sometimes
   A
1人残されて  → left alone
   (完成文)  → She is sometimes
being left alone.

 (2) 彼は、(時々)叱られます ※現在受身形
    <〜は ドンナだ文>
   @ 彼は 〜いる → He is
sometimes
   A 叱られて   →
scolded
   (完成文)  → She is sometimes
scolded.

以上の表現は教育文法ではどう教えているかということはあえて省略した。
しかし日本の英語教育は中1配当の始めから日本人を英語が話せないようにマインドコントロールされたと言える。

斜線で表したものは「コミニカ英語基礎編」のコミニカ英作法です。


【今日の学習】

今回から英会話通信講座 STEP3の教材
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」に移ります、

INTRODUCTION

● 子どもは母国語の発想で育つ

中嶋:「ネイティブスピーカー*は、赤ちゃんでも英語を話している」という冗談があるよ。
 *ネイティブスピーカーとは、ここでは英語を母国語とする人を指し、以下ネイティブという。
Kenny:それじゃネイティブはみな天才だ。(laughing)
中嶋:もちろんこれは何年も英語を学びながら英会話ひとつできない日本の現状を皮肉ったものだ。
Kenny: 日本人はどうなの? まさか日本の赤ちゃんは日本語をすぐにぺらぺらしゃべりだすことはないだろう?
中嶋: そうとも! 親は幼い子どもに、毎日毎日片言で話しかける。もちろんむずかしい表現はしない。それは子どもにオウム返しをさせるためだ。簡単な言葉のくり返しによっていつの間にか子どもは言葉を獲得していく。
  子ども 「ママ、おっぱい」
Kenny: ネイティブの子どもも負けてはいない。
  Child : Mom, Milk!
中嶋: ところが少し時が経過すると、彼らの言葉に大きな違いが出てくる。それは語順であり、日本語の発想で育った日本人にとってこれが大問題なんだ。
  子ども 「ママ、おっぱいほしい」
Kenny: ネイティブの子どもなら次のように言うよ。
  Child : Mom, want milk!
中嶋:日本人の場合、ママが毎日「おっぱいほしい?」と聞くから、子どもはその通りオウム返しをして「おっぱいほしい」と答え、ネイティブの子どもは、ママがwant milk?と聞くから、そのまま Want milk. と答える。
「ほしい」(=want)が先か後か、なぜこのような決定的な違いが出てくるかというのは、実に簡単なこと。ネイティブの子どもは英語の環境で育ち、私たちは日本語の環境で育ったからだよ。
Kenny:どちらの子どもたちも親の言葉をオウムのようにまねるんだね。
  日本語の発想
  ママ 「おっぱいほしい?」 *上げ調子
  子ども 「おっぱいほしい」
  英語の発想
  Mom: Want milk? *上げ調子
  Child: Want milk.
中嶋:ここで注目してほしいのは、これらの文にはDo youやIといった言葉がなくても、ママと子どもの間では十分わかり合えるということだ。これは日本語でもまったく同じだ。日本の子どもは「わたし」「ぼく」と言えるようになるまでは、「花子ちゃん、おっぱいほしい」などと言うよ。ふつう親は「花子ちゃん、おっぱいほしい?」と、子どもの名前を呼びかけるからね。
Kenny: ネイティブもそれはまったく同じだ。でもそれが基本となって、いつの間にかIとyouの意味がわかってくるみたいだね。
  Mom: Kathy, you, want milk? *上げ調子
  Child: Kathy, want milk.
中嶋:そう、親の涙ぐましい日頃の努力が実を結ぶときがやってくるということだよ。
  英語の発想
  Mom: Do you want milk? *上げ調子
  Child: I want milk.
以上、
「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」からの記事の抜粋


このブログは、「ファンクションメソッド 英会話通信講座 STEP3 「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」に準拠しています。オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となります.
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